あなたに会うために産まれてきました。
今日からどうぞ、よろしくね。

手のひらサイズのガーゴイルのあみつくも。


さて、ガーゴイルの話をしましょう。
教会などの雨樋に作られている、魔除けの意味をもった悪魔や魔物の姿の彫刻のことと知られていますが、本来は生きた悪魔だったという話があります。

ある時、食べるものなどに困った悪魔は人間を捕食しようとしていました。（魂を食うっていうあれね）
しかし、その捕食をしようとした瞬間、悪魔は神父に見つかり神の名を持って戒められます。

腹が減っているのだと、神父に訴えた悪魔に神父は、それならば教会を守るために街を見張ってほしい。
さすれば、食を与えよう（豚とか羊とかね）

その言葉を聞き、悪魔は教会の雨樋のそばにしゃがみ込んで街を見渡していたのだそう。

問題はここからで、悪魔が教会に接触したのを最初とし、じわじわと石になってしまいました。

動けなくなった悪魔は神父に文句を言うが、街中で料理が振る舞われた時に出た魂をくらい、悪魔は満腹を得ます。
でも、動けないので大変暇だったのだとか・・・それで、あのようなむくれた顔をしているのだといいます。

その教会は、悪魔の姿の守りがあるために、他の悪魔が寄り付けず（同じ目に遭うと思ったらしい）安心と清らかさを得たのだとか。

さて、ガーゴイルと名付けられたその悪魔は、屋根のある場所にあることで、能力を開花させ、家族を守るという守り的な存在になって今に伝わっています。

家族として、血縁者・・・家から出て家庭を持ったり、学業を突き進めたり、仕事をしているとしても守ってくれる力を持っているならどうでしょうか。

この作り方はオイルでもできますが、オイルは蒸発してしまい無くなってしまうことが多い。
また作ればいいだけのことだが、人間そこまで暇ではないでしょう？

ガーゴイルのような意志を持った守り手を作っておくことで、誰を守ってほしいのかを告げることができたなら。

そして、今回は、名を告げることで血縁者ではなくとも（教会にはたくさんの人が来ます。）守れるように仕立てていただきました。



この子は通常版の「ラピスラズリ」。

＊マーヤ先生のテキスト付き！＊

ぜひお友達になってあげてくださいね。


＊注意事項＊
・洗濯不可
・強く引っ張るなど、負荷がかかると破損する場合がございます。
・中に天然石/核玉が入っております。
・汚れにご注意ください。
・ひどく汚れてしまった場合、中の天然石を移行したボディ編み直しもできます（別途料金/要問い合わせ）
・そのほかご不明点があればお気軽にお問い合わせください。

お手入れについての記事はこちら
《http://studiomucco.officialblog.jp/archives/86190092.html》